撮影日:2010年03月20日 14時25分
カメラ:メーカ=Panasonic モデル=NV-GS500

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1307年ぶりの里帰り
時は大宝2年(702)、持統天皇の三河御幸の折のお手植えの桜が、
今も里人に守られ薄いピンクで春を楽しませてくれています。
2003年1月9日、「奥山田しだれ桜保存会」の皆さんと、
薬師寺・安田暎胤師と小笠原左衛門尉亮軒氏が親木から穂をとり、
岡山の國忠征美氏、鈴鹿の酒井政廣両氏にゆだね、努力の結果、
百余本のうち4本が見事育ち1307年の時空を超えて
平成21年(2009)10月25日に薬師寺の白鳳伽藍の中に里帰りをしました。
保存会の時空を超えての夢が現実となりました。
さて上皇は45日という長い御幸の後、12月13日病の床に付き
12月22日崩御されます。律令国家の確立に命をかけた上皇様の
国を思う激しくもやさしい力をこの桜から感じられます。
この桜はその4本の桜のうちの1本です。
わずかですが、ちゃんと花をつけています。

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