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【砂撒き装置】
①砂撒き装置・・・特に、蒸気機関車のクランクで動輪を動かす機構は、空転を起こしやすいと言われていますが、上り坂などで車輪が空転するなど、車輪が滑りそうな場合に、滑り止めの砂をレールに撒きます。砂が撒かれるのは、主に主動輪へ撒かれるのですが、前進、後進、それぞれの場合を考慮して、前進用、後進用の砂撒き管と分かれています。圧縮空気の力で、1管あたり2リットル/分の砂を撒くようになっていて、砂箱の容量はD51では580リットルあります。(レールに撒いた砂は、残ると逆に客車(貨車)に抵抗がかかるので、ちゃんと洗い流すようになっているみたいですよ♪)
砂撒きは、機関士運転台の砂撒き作用コックを操作します。
【蒸気ドーム(加減弁)】
③加減弁・・・このドームの中には、沸騰した水が水蒸気になり集まる蒸気溜があるのですが、運転席の加減弁テコハンドルを操作して引棒が引かれると、加減弁が開かれ、この蒸気溜の中の蒸気がボイラーでさらに過熱され、シリンダーに送られます。
加減弁は、機関士運転席の加減弁テコハンドルを操作して開閉します。


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