クリックするとファイル p51.pdfを開きます。

>リンク元ページに行く

【継手付自動連結器】
③継手付自動連結器・・・機関車前面の自動連結器は、あまり連結には使われないため、簡素な作りになっていますが、客車・貨車とつながる炭水車側の連結器は、左右に曲がると連結器自体(連結器胴)も左右に曲がり、直進の時は腹心バネにより中央に戻るため、カーブを曲がりやすくなるように出来ています。

解放:解放テコを少し引くと、鎖→錠揚げ→錠が引き上げられ(錠控え)、ナックルの動きが自由になる。そのまま車両同士を引き離すと、ナックルが開き車両同士が解放される。
連結:車両を連結していない状態で、解放テコを錠控え位置よりさらに上に引き上げると、錠が外れ、ナックルが開く。連結をする時は、開いた連結器同士がぶつかるとナックルの中央部が押されてナックルが閉じ、錠(錠揚げ)が落ち、ロックされる(錠掛り)。
【標識灯(尾灯)】
④標識灯・・・テールライトです。
レンズ面に、「HAKKOSHA」の文字があるので、白光舎(現 市光工業)製の「車両標識灯」です。(型番は不明です)
【コラム】
鉄道に関する技術基準第119 条(合図及び標識)には、後部標識として、夜間は、赤色灯または赤色反射板を1 個以上取り付けること、ただし、停車場以外の閉そく区間は、2 個以上標識をつけること、となっています。昼間は、貫通ブレーキを使用しない列車の場合は、赤色灯または赤色反射板を1 個以上取り付けることとなっています。


炭水車(後ろ側)(p50)≪ <INDEX> ≫炭水車(後ろ側)(続き)(p52)

0件のコメント

コメントを残す