撮影日:2008年05月04日 13時29分
カメラ:メーカ=Panasonic モデル=NV-GS500

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金鱗湖(きんりんこ)について
1.名前の由来:
昔は湖と言わず池といい、由布岳(1584m)の下(もと)にある池という意味から、
由布岳の「由布」を省略し、さらに「岳の下」を「岳ん下(たけんした)」と発音して
「岳ん下ん池」と呼ばれていました。
明治17年、大分の儒学者、毛利空桑(もうりくうそう)が
池のそばの露天風呂(茅葺屋根)の岳ん下ん湯、
通称「下ん湯(したんゆ)」から湖面を眺めていると、魚が飛び跳ね、
鱗がおりしも夕日に映えて金色に輝く様を見て「金鱗湖」と名づけられたそうです。
2.概要:
やや長方形をしていて長辺約100m、短辺約70m、湖底は緩やかな「すり鉢」状になっていて、
最深部は、湖の山の手側にあって約2mです。水の流入は下ん湯の横、ハエ川の温水(30℃以上)と
天祖神社境内の湧き水、それに地底深部にある湧き水の供給から成り立っていて、
1日約23,300立方メートルが流出して大分川の源流となっています。
生息する魚は、鯉、鮒、ハヤ、うなぎ、ナマズ、テラピア(豊後鯛)、
グッピー、すっぽん亀、石亀などです。
3.由布盆地の朝霧:
朝霧は、秋から冬にかけ、晴れて冷え込みのきつい風がない朝、
由布盆地を霧の海に沈めてしまいます。
この現象を狭霧台(野々草台上)や蛇越し峠(川西地区)からの眺望は、
まさに天下一品といわれています。
朝霧発生の主因は金鱗湖から流れる川の水蒸気であるといわれています。

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