撮影日:2010年03月20日 14時24分
カメラ:メーカ=Panasonic モデル=NV-GS500

Copyright:(C)Azutelier

>リンク元ページに行く

1307年ぶりの里帰り
時は大宝2年(702)、持統天皇の三河御幸の折のお手植えの桜が、
今も里人に守られ薄いピンクで春を楽しませてくれています。
2003年1月9日、「奥山田しだれ桜保存会」の皆さんと、
薬師寺・安田暎胤師と小笠原左衛門尉亮軒氏が親木から穂をとり、
岡山の國忠征美氏、鈴鹿の酒井政廣両氏にゆだね、努力の結果、
百余本のうち4本が見事育ち1307年の時空を超えて
平成21年(2009)10月25日に薬師寺の白鳳伽藍の中に里帰りをしました。
保存会の時空を超えての夢が現実となりました。
さて上皇は45日という長い御幸の後、12月13日病の床に付き
12月22日崩御されます。律令国家の確立に命をかけた上皇様の
国を思う激しくもやさしい力をこの桜から感じられます。
この桜はその4本の桜のうちの1本です。
わずかですが、ちゃんと花をつけています。

0件のコメント

コメントを残す

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.