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名鉄7000系、パノラマカーが静態保存されている場所は、
中京競馬場の馬場脇の一角で、「パノラマステーション」と名付けられています。

交通:名鉄名古屋本線、中京競馬場前駅より、徒歩10分
カーナビマップコード:17223382*56 (競馬場正門前交差点)

名鉄7000系 パノラマカー
 ここに展示されている名鉄7000系車両は、昭和36年に日本初の2階運転台・1階展望客室を備えた特急電車”パノラマカー”として華々しくデビューしました。ボディカラーの鮮やかなスカーレットは、この車両で初めて登場し、以後、同社車両の標準色となっております。また、装備面でも日本初のメロディー付き警笛「ミュージックホーン」や側面連続客室窓を採用するなど、大変意欲的で画期的な設計がなされており、昭和37年には鉄道友の会から当該年度の最優秀車両に贈られるブルーリボン賞を授与されました。
 デビューと同時に7000系パノラマカーは大好評を博し、始発駅では展望車の最前席を確保するため、数時間前から並ぶ人もおりました。その後も長年、名鉄の特急電車として活躍し、沿線住民の皆様に大変愛され親しまれておりますが、近年は徐々に新型車両に道を譲りつつあります。
中京競馬場では名古屋鉄道(株)のご協力を得て、この歴史的名車を子供たちに親しまれる当場のシンボルとして、末永く後世に伝えるべく保存・展示いたしております。
 展示車両の先頭車2両(車番7027F・7028F)は昭和43(1968)年、中間車(車番7092F)は昭和49(1974)年にそれぞれ日本車両(株)で製造され、平成14(2002)年3月28日を最後に引退しました。その後、岡崎市の名鉄舞木検査場で整備工事を施し、同年7月31日に搬入、8月23日よりその勇姿を一般公開いたしております。
−JRA中京競馬場−

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7000系パノラマカー

自由に見学・休憩が出来ます。

7028(先頭車:岐阜側)

パノラマカーは、最初、名鉄名古屋本線の豊橋−岐阜間を結ぶ特急としてデビューしました。
登場当時は、「豊橋」または「岐阜」という行き先しかなかったため、特には前面に行き先表示は行われなかったのですが、その後、支線運用など、様々な行き先を表示する必要が出来たため、「逆さ富士」形の行き先表示が取り付けられました。

ちなみに、行き先表示板脇の前照灯が「前照灯」「尾灯」の役割を果たし、一見、尾灯に見える、前照灯の脇の白い部分は、ダンプカーと衝突しても大丈夫なように、緩衝器(オイルダンパー)になっています。
窓の上にも、左右二つの前照灯がありますが、さらに上部真ん中に取り付けられている、一見前照灯に見える物は、2階運転室から前の死角部分を見るための「フロントアイ」という望遠鏡です。
ちなみに、「豊橋側」が先頭車両になるため、「岐阜側」は、最後尾になります。

「ホームに停まっている様子」をイメージすると、あの「名車」に乗っていたのを思い出して、なんか、テンションが上がりませんか(^-^;?

静態保存されている現在は、ドアに取っ手がつけられ、自由に出入りできるようになっています。

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車内

子供の頃、男の子も女の子も、この展望席、一番前に座るのが大好きでした♪
今でも、なんかテンションが上がります。

先頭のこの「箱」、私は長い間、これは「大きな空調機」だと思っていたのですが…。
実は、衝突したときの衝撃を和らげる、緩衝器(オイルダンパー)が入っていたのですね〜(@o@)。

…ちなみに、この電車の一番最初のデザインは、国鉄(JR)の、ボンネット特急のようなデザインでした…。ボンネットの中に、緩衝器が装備される、つまり、緩衝器の分、ボンネットを前に張り出す、という感じになっていたのですが、「デザインが悪い」「衝突を印象させる」と、現在のような形に整形されました。

展望席の天井は、こうなっています。
右側の、ちょっと下がっている部分が、2階部分にある運転席になります。
ちなみに…下の写真の中央には、スピーカーと、「犬山成田山のお札」をお祀りするお札掛けがあります。

車内後部から前を見た感じです。
運転室への出入りには外側のはしごを使用するため、後ろからでも前面を見ることができ、とても開放的です。

展望席から後ろを見た感じです。
お客さんが入ると、今でも線路を走っていそうな感じしますよね♪

パノラマカーは、特急電車としてデビューしましたが、
座席指定の特急だった名残として、座席番号表示が残っています。

ただ、基本的に転換クロスシートのパノラマカー(というか名鉄)なのですが、戸袋の前だけ、ロングシートになっています。座席指定でこの「ハズレ座席」に当たると、残念でした…。

久しぶりにパノラマカーを見て、個人的にもう一度見たいな、と思っていたのが、この、ステンレスの窓枠の「落書き」。好きな人の名前とか「あいあい傘」とか…。なんか、展望室で落書きをすると恋が叶う、のかは知りませんが…、時代を感じませんか?
※ちなみに、窓枠への落書きは、器物損壊になります。捕まりますよ~(-_-)。

SOSボタンです。

左上:「非常の場合」

非常の場合
名称位置作用
非常停車弁乗務員室電車を停止させる
非常扉コック乗務員室 座席下
出入口柱 車体外
扉を自動から手動に切り替える
危急知らせボタン出入口柱運転士に危急を知らせる
非常の場合以外絶対に手を触れないでください
非常の場合は
乗務員に通報してください
みだりに車外に出ることは

危険ですから
乗務員の誘導に従ってください

右上:「非常の場合は乗務員に…」

危急知らせボタン
非常の場合は
フタを開けて
この中のボタンを
押してください

右下:危急知らせボタン

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車掌室(岐阜方面の時)

こちらは、先ほどの岐阜側とは反対側の豊橋側の先頭車両。
車掌室は、先頭車の一番後ろ側に、簡易的な作りのものがあります。
この場所は、車掌室として使わない場合は、折りたたみの椅子を引き出して、通常の座席として使用することも出来ます。
(現在は、車掌室の「ホームと反対側」には、大きな空調機が置かれています…。)

お願い
横の車掌室表示灯がついている時には、
この場所を車掌が使用いたしますから、
お立ち入りにならないよう、お願いします。

窓開閉ボタンと合図用ベルのスイッチです。
名鉄の従来の電車は、電鈴の合図がベルなので、出発時には「チンチン」と鳴り、まさにチンチン電車ですw

※最新の電車では、ベルではなくフザーに代わりつつあります。

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車掌室(豊橋方面の時)

こちらは、豊橋側に走るときの、反対の岐阜側にある車掌室。
現在、空調機が置かれている場所にも、昔は車掌室がありました。

こちらには、様々なスイッチが設置されています。

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7027(先頭車:豊橋側)

展望席、最前列の左側に座ってみました。子供の頃の思い出がよみがえります。
(ちなみに、今でも、パノラマカーの先頭席に座った夢を見るのですが…w)

あと、ここは競馬場内なので、もちろん、車内から競馬を楽しむこともできます。
特に、展望席からは、最後のカーブが終わって接戦になる直線でのレースが前面展望で楽しめます♪

こちらは豊橋寄りの、7027Fの運転席の下部分なのですが、こちらは、空調、お札差し、スピーカーのほか、車両銘板が掲げられています。

ちなみに7027F(7028も)は、昭和43年(1968年)に、4次車として、先頭車のみが製造されました。
当時の組成としては、
[7027]-[7054]-[7153]-[7028]という、4両編成でした。(中間車7092は、7013Fの6両編成に組み込まれたものでした。)

パノラマカーは、緩衝器(オイルダンパー)があるので、独特な前面になっています。
オイルダンパーは、時速80㎞で走行しているときに10tのダンプカーとぶつかっても大丈夫なように設計がされていますが、実際、ダンプとぶつかったことがあり、「ダンプキラー」と呼ばれたことも…。

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連結器・台車・パンタグラフ

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おまけ

実は、ビデオの方で、中京競馬場のパノラマカー(勝手に命名パノちゃん)の、ビデオを2本作ってあります…。良かったらご覧ください。

Youtube:「車窓の世界から~競馬場のパノちゃん編

きれいに塗装が塗りなおされた後の、
中京競馬場のパノラマカーを特集したビデオです。
レストラン閉鎖後、めったに公開されない、中間車の中も写していますよ♪


中京競馬場のパノラマカーに、可愛い白帯が巻かれました。どうしてでしょう?
という内容のビデオです。

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