中京競馬場のパノラマカー車内の広告欄に、パノラマカーの中京競馬場までの搬送の様子が掲げられています。

パノラマカーがやってきた![パノラマカー搬送記録]

昭和30年ごろから、考えられていたんだ。

パノラマカーは、昭和30年ごろに、イタリアで登場した展望電車が、きっかけになったんだよ。

パノラマカー1961年(昭和36年)、デビュー!!

2階に運転席があって、1階には前面180度の展望室をもった、日本さいしょの電車として、登場したんだ。
「ピポパ ピポパー」で、みんなもしっているミュージックホーンも、デビュー当時からあったんだよ。

ブルーリボン賞をもらったよ。

鉄道がすきな人でつくる、「鉄道友の会」が、1962年に、パノラマカーを最優秀車両にえらんでくれたんだ。

おつかれさま

2002年の3月20日まで約30年間、みんなをのせてがんばってきたんだ。
「おつかれさま」
って、みんなが言ってくれたよ。

ほっと、ひといき。

雨の日も風の日も走り続けたボク。
岡崎市にある工場で、赤いペンキをおとして、あたらしく生まれかわる準備をしているんだ。

おめかししたよ。

きれいにペンキをぬりなおして、おめかししたよ!
なんだか30年前にもどったみたい。ピカピカでしょ?

なが〜い旅の、始まり、はじまりー。

工場を出て、いざ中京競馬場へ!
電気機関車とディーゼル機関車に、ひっぱってもらうんだ。

ガタゴト、ゆっくり。

だーれもいない夜の駅って、ちょっぴりこわいな。
しずかに通過しよう。
名古屋港めざして、ガタゴト、ガタゴト。

まだかなぁ…。

あかるくなってきたけど、競馬場はまだまだ。
あっ、仲間たちが見えてきた。
みんな元気でね!

見送りありがとう。

沿線ではファンのみんなが、ボクのことを見送ってくれたよ。
みんな、ありがとうね!

港に、ついたよ!

港では、たくさんの人と、おおきなクレーンが、ボクをまっていたんだ。

たくさんの人と、おおきなクレーン

よっこらしょ!

広い港で、クリーンでつりあげられて、
「よっこらしょ!」
レール用の車輪を、はずされちゃったよ。

あたらしい、足。

ボクの車輪のかわりに、タイヤをつけているんだ。
これで中京競馬場まで、行くんだって。

タイヤにはきかえて、すーいすい。

タイヤで走るなんて、ふしぎな気分!
クルマに変身したみたい。

しんや0時。いよいよ出発!

国道1号線を、中京競馬場にむかって、どうどうの行進!
カッコイイでしょ?

国道1号線を、中京競馬場にむかって、どうどうの行進!

もうすぐかな?

おおきなボクにはせまい道を、しんちょうにすすんでいく。
たくさんの人たちが、手伝ってくれたんだ。

中京競馬場に、とうちゃーく。

こんな道のりで、やってきたんだよ。

はじめてがいっぱいの旅は、ながいようで、みじかかったよ。

もう1回、よっこらしょ。

また、クレーンでつりあげて、タイヤをはずして…。
うーん、やっぱり車輪がぴったり!

レールに、のせてもらって。

さいごに、作業員のおじさんたちが
決められた位置までボクをおして、完了!!

第2の人生が、はじまりました。

「よろしくね。」

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