子どもたちのあこがれ、パノラマカーの2階運転席に潜入です☆ミ
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運転室入り口
中京競馬場では、土日に、パノラマカーの、豊橋側の運転席を、開放しています。
運転室へは、脇に設置された階段を昇って、側面の入口から入っていきます。
(本物の運転士さんは、車体側面の、梯子階段を昇って出入りします。)
まずは係のお姉さんに、入りたいんですけど~と言いましょう。
それにしても、さすがに、人気者のパノラマカーですね♪
男の子女の子、たくさんの子供たちが、運転室に入って遊んでいます。
いよいよ、私の順番がやってきました。 階段を昇り、2階の運転席へ上がります。
(小さい頃からの夢だったんですよ~♪)
運転室
運転室の広さに関しては、軽自動車「スバル360」の室内を想像してください、なんて言われるのですが…、
確かに、高さは低いですが、広さは、それほど狭く感じませんでした。
特に、椅子に関しては、座椅子みたいな感じです。
主幹制御器(マスコン)
運転席の左前にあるのは、主幹制御器(マスコン)です。
車で言うと、アクセルに当たります。
≪7000系のマスコンの説明≫
P(パラレル側)と、S(シリウス側)と、2種類の加速方法があります。
[S2](2段) | シリウス側 (低速でより強い加速が欲しい時に使用) |
[S1](1段) | |
[SN](ニュートラル) | |
[PN](ニュートラル) | パラレル側 (通常の加速) |
[P1](1段) | |
[P2](2段) | |
[P3](3段 |
ブレーキ弁
そして右前にあるのは、ブレーキ弁です。
その他スイッチ類
運転席左側には、列車無線と電源入り切りなどのスイッチ類が並びます、
≪スイッチ類の説明≫
[電源切] [電源入] [パンタ上] [扇風機] [運転室灯] [前部標識灯] [保安ブレーキ] [電制]
運転席からの眺め
運転席からの眺めです。
≪メーターの説明≫
[電流計] [圧力計(元空気溜め)] [圧力計(ブレーキ)] [速度計]
≪中央のスイッチの説明≫
[パンタ下] [MGリセット] [標識灯旋回] [Cリセット] [信号]
≪下部ペダルの説明≫
[前照灯減光] [ミュージックホーン] [電気笛] [空気笛]
(ミュージックホーンに関しては、1回踏むと鳴動、もう一度踏むと鳴動停止します。)
フロントアイ
運転席の真正面、ヘッドライトのように見える筒を、「フロントアイ」と言います。
パノラマカーを支線で運用する際に取り付けられたもので、車両の最前面の死角の安全を見るために取り付けられました。中には凸レンズが使われていて、上下逆に見えるそうです。
非常用はしご
パノラマカーは2階に運転席があったため…
2階に運転席があったため、ちょっと不便な面もありました…。
外側に運転席の入り口があるため、ホームの屋根に頭をぶつけてしまうこと、また、入れ替えの際、通常の電車みたいに、運転室を室内扉から出て客室を通り、最後部の運転室へ簡単に出入りをすることが出来ないため、前後の運転席に、それぞれ1名ずつ配置して、入れ替えを行う、なんてこともありました。
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