撮影日:2007年12月08日 14時51分
カメラ:メーカ=Panasonic モデル=NV-GS500

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拝観料400円を払うと、大方丈と位牌堂を見る事ができます。
 
家康の危機を救ったかんぬきは、神棚(?)の中の漆の箱の中に大事に納められていました。
 
襖絵は、とても立派でした。今は収蔵庫の中に保管されていますが、
絵も間近で見ることが出来たし、特に収蔵庫の中に将軍の間が復元されていますが、
まるで時代劇のワンシーンのよう。音声案内を聞きながら、しばらく見とれていました。
 
位牌堂の中には、松平家と徳川代々将軍の位牌が安置されています。
こちらも、位牌や教科書でおなじみの徳川家康像を間近で見る事ができます。
ちなみに、代々将軍の位牌は亡くなった当時の背丈に合わせて作られており、
家康は159センチでした。位牌を見て気になったことは、
5台将軍綱吉の位牌の高さが124センチ、腰が曲がっていたんでしょうかね?
また、他が黒木目調(?)なのに対して、質素倹約で有名だった吉宗以降は
金の彫りの細かい位牌になっています。
どうしてなんでしょうかね???
 
ところで、大樹寺には、徳川将軍14代の位牌が納められていますが、
15代将軍慶喜の位牌はありません。
慶喜は、大政奉還で将軍ではなくなり、公爵になりました。
そして、明治天皇に感謝の意を示すため、神式で葬式を行うよう遺言したみたいです。
また、江戸時代最後の天皇、孝明天皇のお墓が質素であることに感動して、
慶喜のお墓は東京の谷中霊園に皇族と同じような小さな円墳になっています。
 
なお、位牌堂内にもいろいろ説明書きがありましたが、
パンフレットも松平家徳川家それぞれ1刷づつ置いてあります(要寸志)

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