愛知県半田市に静態保存されているSLの、C11265号機です。
武豊線を最後に走った「さよなら列車」けん引 | |||||||
C11265蒸気機関車 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
明治19年(1886年)3月東海地区で始めて鉄道として開通した武豊線は、1世紀を超え地域の発展に大きく貢献いたしてきました。蒸気機関車は、「汽車ポッポ」の愛称で永く市民に親しまれてきましたが、昭和45年(1970年)6月30日国鉄の動力近代化計画によってその姿を消しました。 その時の「さよなら列車」をけん引した蒸気機関車C11265の保存について多くの市民から強い要望があり、半田市は名古屋鉄道管理局を通じて国鉄本社に貸与方を申請し、昭和46年(1971年)3月27日半田市民ホールに静態保存機関車として展示してきました。 その後、平成19年(2007年)9月JR半田駅北側へ移転展示となり現在に至っております。 |
|||||||
C11265蒸気機関車の経歴・性能・諸元 | |||||||
●製造年月日 | 昭和19年(1944年)4月9日 | 性能 | ●最高時速 | 85キロ | |||
●廃車年月日 | 昭和45年(1970年)10月26日 | ●出力 | 718馬力 | (指示馬力) | |||
●製造会社 | 名古屋市 日本車両製造株式会社 | 諸元 | ●動輪直径 | 1,520mm | |||
●所属機関区 | 中津川機関区 | 昭和19年(1944年)4月19日 | ●全長 | 12,650mm | |||
名古屋機関区 | 昭和25年(1950年)3月12日 | ●全幅 | 2,936mm | ||||
稲沢第一機関区 | 昭和44年(1969年)9月30日 | ●全高 | 3,900mm | ||||
●運転線区 | 明知線(6年) | ●重量 | 68.06トン | (運転整備重量) | |||
武豊線(20年笹島駅入替を含む) | 内訳 | 石炭3トン 水8.8トン | |||||
●運転走行キロ | 1,108,037キロ(東京-大阪間を約1,000回往復する距離) | 砂1.2トンその他を含む | |||||
内訳 | 明知線292,000キロ | ●空車重量 | 52.20トン | ||||
武豊線816,000キロ |
0件のコメント