撮影日:2019年09月29日 13時13分
カメラ:メーカ=Panasonic モデル=HC-WX990M

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大手門から1号線を東に歩いた、岡崎公園の端っこに浄瑠璃姫の供養塔があります。

浄瑠璃姫は、年老いて子供のいなかった矢作の長者が、日頃から信仰していた鳳来寺の薬師瑠璃光如来にお願いして授かった子といわれます。
1174年3月、牛若丸(後の義経)は、東北地方の藤原秀衡を頼って旅を続ける途中、矢作の里を訪れ長者屋敷に泊まりました。その娘の弾く琴にひかれ、持っていた笛で吹き合わせたことから二人の間に愛が芽生えます。
しかし義経は東北へと旅立たなければならず、笛を形見に預け、旅立ちます。
姫は笛を大事にしていましたが、義経への思いは日に日に募るばかり…
悲しみのあまり、とうとう菅生川(乙川)に身を投げて死んでしまいます。
このとき姫は17歳だったとか。
二人が分かれて10年が経ち、義経が矢作に戻ったときには、姫は亡き人になっていたという、悲しいお話です。

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