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【加減リンク付近】
逆転機の内部は、ネジが回ることによって、逆転棒が前後に動くようになっています。
・逆転機のハンドルを右に回すと逆転棒が押し出され、機関車が前進します。

主動輪の返りクランクから、偏心棒(エキセントリック・ロッド)を伝い、動輪(ピストン)
の動きに合わせて、耳軸を軸にして加減リンクが揺れ、その揺れが心向棒(ラジアス・ロ
ッド)に伝わり、蒸気を送る蒸気弁の開け閉めを行うのですが、心向棒は、逆転棒の引っ張り具合によって逆転軸を軸にして逆転棒から逆転軸腕、そして釣リンクにより上下をし、加減リンクとの合わさる位置によって、蒸気弁を開くタイミングや蒸気弁の開き具合が変わり、馬力調節や前進後進が行えるようになっています。
・逆転棒が押し出されると、心向棒が下に移動し、蒸気弁のタイミングが前進位置になりま
す。


動輪・機構の動き(p26)≪ <INDEX> ≫煙室(p28)

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