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【前照灯・副灯】
①前照灯・・・メインで使う前照灯です(型番LP403:32V-150W)。
②副灯(シールドビーム)・・・前照灯が切れた場合に、代わりに照らす副灯です。シールドビームとも言います(型番LP405:32V-150W)。副灯は、昭和45(1970)年に青森機関区で装備されたものらしいです。副灯が装備された理由は、交流電化区間での前照灯の交換を避けるためです。前照灯の球切れが起これば、もちろん電球の交換を行わないといけませんが、東北地方など交流の電化区間には、架線に20000Vもの電圧が掛っているので、架線に触れるばかりか、架線に30cm近づくだけで感電をしてしまいます。そのためにも、もし、前照灯が切れた場合には、代わりに副灯を点灯して、その場をしのぎます。
【コラム】
前照灯は、運転士が前を見るためのもの、というよりも、どちらかというと「列車がいるよ」という合図のため…つまり、「前部標識」という意味合いのほうが強いです。鉄道に関する技術基準第119 条(合図及び標識)には、前部標識として、夜間は白色灯を1個以上付けることとなっていて、昼間は、特に前照灯は点灯しなくてもよい、となっています。

ちなみに、D51688 の前照灯の下には、”架線注意”注意表記版があるのですが・・・
黒く塗りつぶされています・・・(>o<)


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