岡崎市南公園に静態保存されている、デゴイチ、D51688号機。
南公園への設置時から、かれこれ、40年以上も、毎月、磨かれています。
特に、ここのデゴイチのおすすめは、主連棒など、いわゆる「ロッド」と言われる駆動部が、ピカピカなことです。

でも最近、このSL保存活動に関して、ちょっと変わってきました。
清掃というよりは…いろいろ動くようにする!、という感じで、連結器が動いたり、いわゆる変速機の「逆転機」が動くようになったり…。
(あ、もちろん、清掃もきちんと行っていますよ(^^))


今日また、デゴイチ688号機に、新たな展開が現れました。それは…
ライトが付きました☆ミ

ライトの点灯シーン(音声なし)

もともと、この前照灯を開けたことがあったのですが、ここには、フィラメントのきちんとした電球が、きちんと入っていました。
(電球は、メトロ電気の、「32V250W」という電球です。パーフェクトブックには、「32V150W」と書いてあったのは、間違いですねw)。
今回、この電球を調べたところ、ちょっと、点灯するのは難しいということで、代わりに、コンセントから電源を取る、100Vの電球を付けることにしました。
担当したのは、線路大好きのTさん。普通の電球用の台座をセットできるように、部品加工もしたんですよ♪
もっとも、保存活動の理念としては、なるべく「そのまま」の状態を保つということなので、試験点灯をした後は、元の状態に戻されましたが、今度の、秋の南公園まつりにでも、披露できそうです(^^)。


そして続いては、
ペンキに隠れていた内火室最高部表示板が、見えるようになりました。

D51688号パーフェクトブックを作成していて発見したのですが、運転室正面の水面計の脇の、写真の位置に「内火室最高部表示板」があります。
「内火室最高部表示板」とは、ボイラの水面を記す目盛りで、水が目盛りより下にあると、ボイラを空焚きしているので、注意しましょう、という目盛りです。もちろん、平坦を走っているときもそうなのですが、この目盛りのすごいところは、上り坂(下り坂)を走っているときの水面の位置も、表示してあることです。

でもこの板、上からペンキが塗られていたんですよね~。

そこで、ペンキをはがしてみました。すると、目盛りがきちんと、出てきました♪
それにしても、パーフェクトブックを作っていて思うのですが、ホント、アナログな当時に、いろいろと安全機構が考えられているのが、当時の技術の粋を感じさせられますよ~(^^)。


ちなみにあともう一つ…
D51688号缶バッチが発売されました~!!

交通公園の、管理棟1階、券売機の横に、ガチャ(カプセルトイ)が、新しく設置されたのですが、出てくるのは、D51688号の缶バッチ!!
販売されているのは、5種類のバッチで、1個100円で買えます(ガチャが出来ます)。

図柄は、

  • 斜め前から写したもの
  • 煙室扉をくり抜いたもの(ナンバープレートとハンドルが写っています)
  • 斜め前から写したもので、煙室扉が開いているもの(開くんですよ!。その様子も、ぜひぜひ見に来てください!)
  • 動輪
  • 運転席

ぜひぜひ、コンプリートしてみてね~(^^)/


ちなみに、デゴイチD51688号機は、毎月第2日曜日、9:00~11:00の間に、管理清掃が行われるのですが、この時間に、一般開放も行われます。
もちろんこの時間は、柵の中に入って、近くでSLを見ることもできますし、運転室にも上がることが出来ます。

あ、隣には、21世紀の乗り物、リニアモーターカーHSSTもあり、同じく清掃がされて、一般開放がされます。
こちらも、とても珍しいものなので、ぜひぜひ、見に来てくださいね~☆ミ



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