岡崎市の竜美が丘会館裏の、乙川沿いの葵桜がきれいです。
この桜は2001年から、「平成の花咲かばあさん」こと、近所に住む、故 三橋美千子さんが中心となって植えられたもので、モグラの害にも負けず、今年もきれいに花を咲かせています。

この桜は川津桜ですが、「葵桜」という名称は、幸田町の葵カントリークラブに植わっているため、(勝手に)命名されたそうです。徳川家康の「葵」という意味でも、素晴らしい名前だと思います。
ちなみに、三橋さんが乙川に桜を植えようと思い立ったのは、葵カントリークラブの葵桜をテレビで見て、さらに知人を連れて見に行ったところ、知人が「こんなきれいな桜をゴルフに来た会員のみが見られるなんて不公平」と話したのがきっかけだそうです。もっとも、一般開放すればいいじゃんと思うのですが、ゴルフ場側も、駐車場などの都合で難しいそうです。
もちろん、植えるときには許可が必要で、最初は許可が全く下りませんでした。それでも三橋さんは、時には諦めそうになったりもしたのの、土木事務所、さらには市長さんや議員さんに掛け合ったりして、奮闘して、ようやく2001年1月に、植樹のゴーサインが出たものでした。


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