撮影日:2019年09月12日 15時31分
カメラ:メーカ=Panasonic モデル=HC-X900M

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岡崎市指定文化財

六所神社

有形民俗文化財:六所神社絵馬群 83点

六所神社は、徳川家康の産土神として崇敬をうけ、今の社殿は3代将軍家光によって、寛永11年(1634)より同13年にわたって再建された。現在、本殿・幣殿・拝殿・神供所・楼門が重要文化財に指定されている。主な絵馬は次のとおり。

●楠公父子、桜井駅別れ図
南朝の侍、楠正成が湊川での決戦を前に、息子正行に別れを言い渡す場面を描く。
●算額
六所神社楼門(重文)の裏側左右上部に掲げられていた諸額の一つ。算額は寛文年間(1771~80)にかけて盛んに奉納された。人々が集まる寺社に掲げ、算額の回答を待ったり、自分の解法を発表する役割をなした。また学問の成就を祈願している。
●金的中額
永禄7年(1564)から文久2年(1682)の間の奉納。
家康の庇護のもと、三河では古くから弓道が奨励された。金的中額は神社の神事(射芸)で的中したときに奉納された。これは弓道が神事として敬虔なものであったからである。
六所神社には数多くの金的中額が奉納されており、地域の弓道史を語る貴重な資料となっている。

平成3年(1928)2月6日指定

岡崎市教育委員会

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